東大寺 二月堂 修二会(お水取り)

西暦752年より今年で1268回、毎年欠かさず行われてきた「不退の行法」。
正しくは「十一面観音悔過(けか)」といい、選ばれた11名の練行衆が、人々が犯してきた様々な罪を二月堂本尊の十一面観音に詫び、五穀豊穣・天下泰平を祈る。
その儀式の壮大さ・複雑さは他に類を見ない。

「お水取り」の通称は、3月13日未明に、本尊に捧げる香水を閼伽井屋から汲み上げることから。
14日間終日、様々な儀式が行われ続けるが、
毎晩19時前後は特に、練行衆が上堂する際の道明かりとして灯される「お松明」を見に来る人で、境内は混みあう。

※12日深夜~13日未明の「お水取り」神事はもちろん、連日のお松明についてもフラッシュやライトの使用厳禁です。また境内での一脚、三脚や脚立の使用は禁止されています。歓声や拍手も慎み、静かに拝観するようにお願いします。

◆お松明 開始時刻・本数
3月1日~11日、13日:19時/10本
3月12日:19時30分/11本(大変混み合い、誘導に従い移動しながら見る)
3月14日:18時30分/10本(約5分間で次々と上堂させる、通称「尻つけ松明」)

その他行事予定・問い合わせ:
東大寺 http://www.todaiji.or.jp/contents/function/02-03syunie1.html

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